セラピスト 続き
2015年 12月 30日
続き…
6月の IFA30周年記念東京カンファレンスでは、2日間に渡って、各国の
一流のセラピストの方々の講演が行われた。
偏らない人選、内容のチョイスが素晴らしい。
サルバトーレ・バターリア先生の講演は、特に意義深いものがあった。
なぜならば、私がこの何年間か考えていたことを
まさに、先生が代弁してくださったかのような内容だったからだ。
偶然にも、セラピストは 私が参加させていただいた 京都会議に 参加されていて、
その時の感想を述べられていたが、驚いたことに、全く私が
いだいた感想と同じだったのだ…
先生は 東洋、日本には 気 という素晴らしいものがある…
もっと こうしたものを大事にしていけば…
と、おっしゃっていた。
ご自身の ブランドでは、アーユルヴェーダ、五行説、チャクラの
ブレンドを展開されている。
あまりに、感激して、休憩時間に先生に筆談で、感想をお伝えしたほど。
日本以上に、西洋のセラピストの方は、こうした スピリチュアルなものを
大事にされている方が多いように感じた。
次の、クリスティン・ページ先生は、サイキックであり、女医さんであり、
セラピスト。何故病気になるのか?を、
スピリチュアルな観点から お話された。アロマとは一見関係がないように思える、
こうしたお話が聴けるのは大変意義深い。
ジェーン・ジョンソン先生は、姿勢アセスメントについて。
こちらは、どちらかというと理学療法摘なお話である。
熊谷千津先生は、AEAJが最近、特許をとった、ローマンカモミールの研究データに
ついて。
ピエール・フランコム先生は、フランスのアロマセラピーの
お立場から、精油の化学的研究について。
ロジャー・ケリー先生は、イギリスの緩和ケア病棟で勤務されている、
セラピストで、実際にどのようにアロマセラピーを行っているかのお話。
ステファニー・ロード先生は、イギリスの自閉症、発達障害の子供の
寄宿舎の学校でどのようにアロマセラピーを行っているかのお話。
どの先生も素晴らしいお話だったが、
ステファニー・ロード先生のお話は、大変素晴らしかった。
イギリスでは、自閉症、発達障害の子供達は、寄宿舎生活をしているらしい。
そこで、どのようにアロマで子供達にアプローチするかについて、
実際に使っている、ペットボトルや風船などを会場で 使ってみたり、
2人1組になって、アロマタッチという、やり方を皆でやってみたり…
とてもとても、子供達に接して心を開いてもらうのは、
日々、大変なご苦労があることがわかる…
そこに、アロマが介在することによって、
セラピーに柔軟性と広がりがでてくる…
私は、筆記者の方々と、最前列に席を用意してくださって座っていたので、
はからずも、お隣に、会長さんが座られていたので、
2人1組のワークを、なんと 会長さんと組んでやることに!
……恐れ多いというか…冷や汗ものだった(笑)
最後に、勝山壮先生の、薬学的な精油の基礎研究のお話。
最後の、質問時間で
ロジャー先生に、
ホスピスの現場で、こういう症例の患者さんにはどの精油が
いいか?という 熱心なセラピストさんから質問がでていた…
ロジャー先生は、いくつか一般的な精油は挙げられたが、
患者さんが、好きな香りで
と、答えられた。
ロジャースも、ステファニー先生も、
現場で、どのような精油が どの症例に良いか?という
話は、あまりされなかった。いくつかの精油は、挙げられたものの、
患者さん、子供達が好きな香りで、というのが基本だった。
ここに、ひとつのKeyがあるように 思える…
化学的証拠は、勿論大事、でも、それにとらわれすぎてしまうと、
本来の セラピーのことがわからなくなってしまう。
極言すれば
アロマが好きでない患者さんや子供もいるからである…
本当に奥が深いアロマセラピーの世界。
偏りのない、一流の方々の講演を直に聴く機会を
得られて今年、一番の収穫だった。
このような、機会を可能にしていただいた、要約筆記者の方々、
IFAの皆様、そして、講演者の方々に深く感謝申し上げます。
次回は、今年を振り返っての 第3話 (まだある (笑))
写真は、カンファレンス講師の皆様。
6月の IFA30周年記念東京カンファレンスでは、2日間に渡って、各国の
一流のセラピストの方々の講演が行われた。
偏らない人選、内容のチョイスが素晴らしい。
サルバトーレ・バターリア先生の講演は、特に意義深いものがあった。
なぜならば、私がこの何年間か考えていたことを
まさに、先生が代弁してくださったかのような内容だったからだ。
偶然にも、セラピストは 私が参加させていただいた 京都会議に 参加されていて、
その時の感想を述べられていたが、驚いたことに、全く私が
いだいた感想と同じだったのだ…
先生は 東洋、日本には 気 という素晴らしいものがある…
もっと こうしたものを大事にしていけば…
と、おっしゃっていた。
ご自身の ブランドでは、アーユルヴェーダ、五行説、チャクラの
ブレンドを展開されている。
あまりに、感激して、休憩時間に先生に筆談で、感想をお伝えしたほど。
日本以上に、西洋のセラピストの方は、こうした スピリチュアルなものを
大事にされている方が多いように感じた。
次の、クリスティン・ページ先生は、サイキックであり、女医さんであり、
セラピスト。何故病気になるのか?を、
スピリチュアルな観点から お話された。アロマとは一見関係がないように思える、
こうしたお話が聴けるのは大変意義深い。
ジェーン・ジョンソン先生は、姿勢アセスメントについて。
こちらは、どちらかというと理学療法摘なお話である。
熊谷千津先生は、AEAJが最近、特許をとった、ローマンカモミールの研究データに
ついて。
ピエール・フランコム先生は、フランスのアロマセラピーの
お立場から、精油の化学的研究について。
ロジャー・ケリー先生は、イギリスの緩和ケア病棟で勤務されている、
セラピストで、実際にどのようにアロマセラピーを行っているかのお話。
ステファニー・ロード先生は、イギリスの自閉症、発達障害の子供の
寄宿舎の学校でどのようにアロマセラピーを行っているかのお話。
どの先生も素晴らしいお話だったが、
ステファニー・ロード先生のお話は、大変素晴らしかった。
イギリスでは、自閉症、発達障害の子供達は、寄宿舎生活をしているらしい。
そこで、どのようにアロマで子供達にアプローチするかについて、
実際に使っている、ペットボトルや風船などを会場で 使ってみたり、
2人1組になって、アロマタッチという、やり方を皆でやってみたり…
とてもとても、子供達に接して心を開いてもらうのは、
日々、大変なご苦労があることがわかる…
そこに、アロマが介在することによって、
セラピーに柔軟性と広がりがでてくる…
私は、筆記者の方々と、最前列に席を用意してくださって座っていたので、
はからずも、お隣に、会長さんが座られていたので、
2人1組のワークを、なんと 会長さんと組んでやることに!
……恐れ多いというか…冷や汗ものだった(笑)
最後に、勝山壮先生の、薬学的な精油の基礎研究のお話。
最後の、質問時間で
ロジャー先生に、
ホスピスの現場で、こういう症例の患者さんにはどの精油が
いいか?という 熱心なセラピストさんから質問がでていた…
ロジャー先生は、いくつか一般的な精油は挙げられたが、
患者さんが、好きな香りで
と、答えられた。
ロジャースも、ステファニー先生も、
現場で、どのような精油が どの症例に良いか?という
話は、あまりされなかった。いくつかの精油は、挙げられたものの、
患者さん、子供達が好きな香りで、というのが基本だった。
ここに、ひとつのKeyがあるように 思える…
化学的証拠は、勿論大事、でも、それにとらわれすぎてしまうと、
本来の セラピーのことがわからなくなってしまう。
極言すれば
アロマが好きでない患者さんや子供もいるからである…
本当に奥が深いアロマセラピーの世界。
偏りのない、一流の方々の講演を直に聴く機会を
得られて今年、一番の収穫だった。
このような、機会を可能にしていただいた、要約筆記者の方々、
IFAの皆様、そして、講演者の方々に深く感謝申し上げます。
次回は、今年を振り返っての 第3話 (まだある (笑))
写真は、カンファレンス講師の皆様。
by aurora-salon | 2015-12-30 08:45 | アロマセラピー